秋

朝夕がだいぶん涼しくなってきました。

今回は、工房周辺の野草のお話しです。
周りは畑や山に囲まれていて、作業をしながらもうっそうと茂る草が目に入ります。
窓の向こうには「クチナシ」の花が咲き始めていました。

 
右はおそらく「トキワサンザシ」の実。これから赤く色づいていきます。他にも、「ナンテン」のまだ緑の実も育ってきています。

工房は槙尾山の麓にあります。標高が少し高く、最寄りの「和泉中央駅」と比べて気温も少し低いです。お花屋さんの話によると、標高が違うと植物の育ち方が違うのだとか。どんなものかわかりませんが、付近を散策してみました。

ヘクソカズラ 
左:ヘクソカズラ ドライにしてリースなどに人気、ちぎるとくさい。
右:ヒメジョオン 春にあるものはハルジオン、姫女苑の方がシャキッとしている。
 
左:ベニバラホロギク 戦後広がった帰化植物。ほしゃほしゃは種子。
右:ツユクサ 花は朝に咲いて、昼には閉じてしまう。

 

左:ヤブカラシ 貧乏草ともいわれる、手入れされていないところに群生して周囲の草をからしてしまうこともある。
右:ミント ハーブ。花が咲いていました。

 

左:イノコヅチ 種はヒッツキムシとして有名。
右:ノブドウ 残念ながら食べられない実、青や紫に熟していきます。

じっくりと探してみると、意外にもたくさんの種類があって驚きました。割とどこにでもある草ばかりのようですが、皆さんのところにもありますか?

今回は、近くにあった「ツユクサ」と「ヨウシュヤマゴボウ」を飾ってみました。

「ibushi」にツユクサの青がよく合います。隙間から光を入れて、朝の光が差し込んできた感じに。

ヨウシャヤマゴボウの花は「dan」の一輪挿しに。実は熟すと黒くなり、染料にも使われます。これは緑ですが、別の部位は茎が赤くなかなか毒々しい見た目をしています。実際毒性があるので注意が必要です。

車移動が主になると散歩をする機会がめっきりなくなりましたが、慣れた普段の道でも散策をすると発見があるものです。また槙尾山も行ってみたいと思います。

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