ibushi

1st design

コレクション: ibushi


「季節の器。frescoのガラス。」第一弾はibushiの一輪挿しです。

 

6月、7月のデザインとして、生けるものは、紫陽花やアバガンサス、向日葵など、茎が長くしっとりとした色合いのお花をイメージしました。

「ibushi」という名前は、いぶし銀という言葉に由来します。
いぶし技法で、銀の表面に渋みや陰影を加え、経年変化で黒く変化し年月を積み重ねたような重厚感を表現したものが「燻し銀」です。
目を引く華やかさはないけれど、ベテラン職人の仕事のような、にじみでる魅力のあることを「いぶし銀のような」ともいいます。
一見地味な色合いですが、覗き込むと発色のいい色が艶やかに目に飛び込みます。メタリックな表面の黒は、よく見るとすじ状に制作時の道具が擦れた後を残しています。使っていくことで経年変化が起こり、実はガラスにも「味」が生まれることを示しています。

全体のフォルムは守りながら、大小、細い太い、並べて楽しいような個性をつけました。お楽しみいただけますと幸いです。


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展示写真の2枚目には、対応するシリアルナンバーが表記されています。お気に入りが見つかりましたら、商品ページより、個別の画像をご覧いただき、じっくりご検討くださいませ。